キャンプ雑記

過去のキャンプでの失敗談をお話しします【うめの場合②】

うめ

うめ

キャンプ歴25年の奈良キャンパー。幼いころからのボーイスカウト活動で培われたノウハウを武器に、今はキャンプの布教活動に勤しんでいる。趣味はゲームと野球と大食い。

スポンサーリンク

クンヨシ
BE CAMPの看板キャンパーこと、【うめ氏】に「なにかキャンプでの失敗話聞かせてや」といったところ、いくつも出てきた失敗エピソード。

その第二弾をお届けしようと思う。

今回は、春・夏・秋・冬のそれぞれの時期でのキャンプで起きた失敗について語ってもらった。
初心者としてやってしまいがちな失敗や、聞いているだけでも恐ろしくなるような失敗などなど。

「明日は我が身」

彼の失敗談をここで共有させてもらい、皆さんも同じような失敗をしてしまわぬよう、頭の片隅に残してほしい。

 

前回の記事はこちらです↓↓

過去のキャンプでの失敗談をお話しします【うめの場合】

 

まだある失敗談

先日の記事(過去のキャンプでの失敗談をお話しします【うめの場合】)では、私のキャンプで失敗したエピソードについてお伝えしました。今回はその第二弾として、4つのエピソードをお伝えしようと思います。
基本的にスカウトに所属していた中学~高校時代のエピソードになるため、今となっては絶対にしないような内容も含まれております。

ですが、初心者がキャンプの知識が浅いうちにやってしまいがちな失敗もありますので、皆さんに安全で楽しいキャンプを楽しんでもらうためにも、ここに残したいと思います。

【春】誰だよ、そんなとこにテント張ったのは?

『小川張り』

この言葉で張り姿をイメージできる人も多くなってきたと思えるほど、最近は浸透してきた張り方ではないでしょうか?

この小川張り(おがわばり)というのは、「テントの入り口とタープを連結させる張り方」のことであり、ほんの数年前まではあまり浸透していないスタイルでした。
テントとタープの間に境目がなくスムーズな動線が確保できるようになるという大きなメリットはあるのですが、連結の工夫やポールの配置などが難しい張り方でもあります。

 

今回の話は、その小川張りにまつわるテント配置(サイトレイアウト)の失敗談です。

実際の被害者は、私ではなくスカウト時代の後輩になります。
私はというと、別の大きなA型テントでオジさま方のいびきと格闘していました。そして後輩クンは、私という先輩を置いてA型テントから逃げ出した結果、今回の悲劇を引き起こしてしまったのです。

もともとは、このテントに全員が入る予定だったのですが、オジ様方のいびきがあまりにもひどかったのです、
そしてそれに耐えられなかった後輩クンは、我々のテントを逃げ出し、自分で持ってきていたテントを立てて避難を図ったわけであります。

夜間に慌てて立てることになったこともあり、あまり考えずタープの入り口にテントを入れるような形(小川張り)でテントを張ることにしました。

「その時までは薄曇り程度で、雨が降る様子はなかった」と後に語っていましたが、キャンプ場は標高は高くないとは言え山の中、さらには梅雨前という格好の条件がそろっており、寝静まった夜半から明け方にかけて激しい雨が降ってしまったのです。本来であれば所持しているテントでなんの問題も起きない程度の雨量ではありましたが、ここで夜間に慌てて設営したツケが来てしまうことになります。

テントの配置場所がちょうど雨の流れ落ちる場所になっており、しかもタープとテントの隙間が甘かったが故にに全ての雨水を受け止めてしまうことになったのです。

また本来であれば、雨水は流れ落ちたところから地面に吸われたり、多ければテント周りに溝を掘って水を逃がせるようにするものですが、なんせ夜間に急に設営したテントです。
テント周りに溝を掘っていなかったことで、雨水の流れが滞留し、そこに水溜まりを作ってしまったのです。

テントの上からは許容耐水圧を超えるであろう雨水が襲い、地面からはその水たまりがどんどん広くなり…と。
朝起きて気づいたときには、後輩クンのテント内は全て浸水してしまっておりました。
後輩クンは運よく、コットの上で寝ていたため、彼自身は無事でした。
ただ、荷物はビニール袋などに入れていなかったこともあり、本人以外のすべてのものが浸水することになってしまいました…。

教訓

  • 雨水の流れ落ちる場所にはテントを設営しない
  • 荷物は可能な限りの浸水対策を行っておく
  • 許されるキャンプ場であればテント周りに溝を掘り雨水を逃がす

【夏】あなた、それ実は火傷ですよ

ご存じのかたも多いとは思いますが、日焼けというのはれっきとした火傷になるのです。
火傷の定義上、日焼けは熱傷深度I〜II度の熱傷と医学的には定義されているようです。

そんな「日焼けにまつわる失敗談」をお伝えしたいと思います。

 

中3の夏の長期キャンプで私は無人島へ行かせてもらっていました。そして、浜辺でキャンプを実施していたのですが、「暑いしすぐ海に入れる」という理由で上着を脱いだまま調理や食事を行っていました。
一日程度ならそこまで酷いことにはならなかったのでしょうが、長期とあるように3泊4日の行程でしたので、当然明くる日も同じ条件でキャンプを実施していた訳です。

「日焼けしてヒリヒリするな」と思えば海に飛び込みまた日焼けするということを繰り返した結果、もはや寝転ぶことさえ嫌になるようなひどい日焼けになってしまいました。
帰宅後、あまりの痛さに皮膚科へ行ってお医者様に事情を説明するとものすごく怒られたものです(笑)。

その結果として、今は大分薄くなりましたが背中に黒い痕が残ってしまいました
(通院して処方を受ければ薄くなるとは聞きましたが、薄くなったこともあり「戒め」の意味も込めて通院が面倒なのでそのままにしてあります)

教訓

  • 日焼けは火傷である
  • 日焼け止めは火傷から身を守るモノである
  • 初期のうちに対処できれば被害は少ない
  • 日差しが強いときは、ラッシュガードなどを着用する

 

【秋】収穫祭であわやテント全焼

スカウトの恒例行事のひとつとして、「秋にサツマイモを収穫してキャンプを行う」ことがありました。ちょうどその年は自由にキャンプしても良いと言われ、思いつくままに設営したのが始まりでした。
形状としては大きなブルーシートをタープ代わりに張り中央に向かって入り口を向けたテントを配置するという形で設営をしました。タープは立木や小屋の上かたを引くことで高さを確保中央で焚火をするという、今考えるとかなり無帽な配置です(笑)。

ただ、当時の私でも「タープはできるだけ高く張る」ことや「火はなるべく最小限で扱う」などの工夫をしておりまして、実際延焼するようなことは全くなかったと、先にお伝えしておきます。

ではその状態で、なぜ「あわやテント全焼」のようなことが起きたのかというと、秋の冷たい雨が降り出し徐々に冷え込んできたことで、暖をとろうと少しずつ火を大きくしてしまったから…、というなんともフォローのしようがない理由になります。

結果としては延焼は辛うじてしませんでしたが、熱で徐々にブルーシートに大穴が開き出し、飛んだ火花によってテントには大量の穴が開いてしまうことに…。
もちろん、当時の指導者からはこっぴどく怒られたというなんとも苦い経験になりました。

今となっては、「もし雨が降っていなければ」、「もし風がもっと強く吹いていれば」と条件によっては非常に危険な行いであることは重々理解しています。
ですが残念なことに、キャンプにおける火の事故は年に数回必ず発生していることもあり、記事に起こすことにした次第です。

教訓

  • 焚火は基本的にタープなどの外で行う
  • 寒さ対策は焚火で行わないほうが安心
  • TC素材などを除いたテントの素材は一瞬で溶ける

【冬】寒くて寝られないのは本当につらい

紅白を見てソバを食べ、カウントダウンをして新年のあいさつしたら、ひと眠りか初詣という日本人的な年末年始を過ごしてきた私の幼少期。
スカウト活動を始めてからは、恒例行事としての年越しキャンプに参加するようになり、10歳から22歳くらいまで年越しはキャンプ場でほとんどを過ごしていました。
そんな私の初越年キャンプでの苦い記憶をご紹介します。

今はわかりませんが、当時の小学五年生の9月までは、原則テント泊は行わない年代に所属しており、学校制度でいう学年が上がったところでした。当然テント泊経験も少なく荷物も手探りの中、先輩たちからのアドバイスを頂きながらも、テント泊に必要なものを徐々に覚えていく時期でした。
そんな当時、はじめて参加した冬のキャンプで私が味わった「冬のキャンプの厳しさ」について、お話をしようと思います。

結論から言えば、寒すぎて眠られなかったわけであります。
確かに、事前の打ち合わせなどでは、「しっかり準備をするように!」と口酸っぱく言われていたのですがやはり、実体験に勝るものはなくどこか楽観視していたのを今でも思い出せます。

 

いまでこそ、ダウンジャケットやフリース、ヒートテックなど防寒のウェアやギアも増えました。
しかし、関西の中でも雪が積もる土地に住んでいなかったこともあり、小学生向けの防寒装備といえばスキーウェアくらいしかありませんでした。

さて実際にキャンプに参加して、楽しかったのは18時くらいまでで、それ以降は寒さに凍え、キャンプファイヤーの焚火の前で立って暖を取っていた記憶しかありません。
今まで経験したことのない寒さで震えが止まらなかったのは、いまでもはっきり覚えています。

だんだんと眠たくもなるのでテントに入ろうとするのですが、人のいないテントは非常に寒く(先輩たちはオールすると起きていました)、寝袋もまた冷たかったので、本当にどうしようもなくただただ震えていました
そしてその結果、私は唯一の熱源でありました焚火の前で過ごすほかなかったのです…。

当時痛い目を見た私は、翌年六年生のときにはしっかりと準備をすることにしました。
具体的にはスキー用のソックスにロンTに裏起毛のパジャマを普段着のズボンの下に履いて、寝袋にシーツをつけ、ようやく眠ることができました。

それ以降は、私自身も後輩たちに口酸っぱく言うようになったのですが、それでも寒さを甘く見て、凍えている子は年に2,3人はいるわけであります。
その様子を見ると、スカウト活動の根幹にもなる【行うことによって学ぶ】というのは本当に重要だなと、私が指導者になった際に深く理解することができました。(当然、危険がないよう準備をするのでそれはそれで大変なのですが…)

 

冬のキャンプの注意点として、もうひとつ私からお伝えしたいことがあります。

特にスカウト活動時は考慮に入れませんが、一般のキャンプでは冬シーズンに一酸化炭素中毒で命を落とされる方がどうしても出てきてしまっているのが現状です。
寒さから暖を取るためテント内ストーブやランタンなどを使用したことなどが、大きな理由に挙がっています。

暖を取るために【火】を使用するのは至極当然でわかりやすいことではあるのですが、まず【火】頼ることなく防寒対策をすることがなにより重要なのです。
「服装や寝袋などの装備でできる限りの対策を行った上で、まだ暖かさが必要になって初めて【火】を使用する」というイメージを、皆さんに持っていただけたら嬉しく思います。

教訓

  • 冬のキャンプは想像の一回り以上は寒い
  • 無理だと思ったときは撤収も視野に
  • テント内で火器の使用は原則行わないのが鉄則
  • 服装や寝袋などの装備で可能な限りの対策を

 

まとめ

2回目の失敗談は春夏秋冬に分けて記事を作成してみましたが、いかがだったでしょうか。

ともすれば、意識しないような内容かもしれませんがこの小さな意識の差が楽しいキャンプ生活を送る上では必要不可欠なものだと私自身は考えています。

【そなえよつねに】スカウト活動の標語と例えるのが無難なのでしょうが、この言葉は地元を離れたことで活動からは遠ざかりましたが私のスタイルの根幹にあることは間違いありません。

安全が確保されたなかで、実際に行いながら学べたことが財産なのでしょう。どうしても皆さんと行いながら語り合うことは難しいためブログという記事を通じた体験がよりよきキャンプライフの礎になることができたなら、それに勝る喜びはございません。

こちらもCHECK

過去のキャンプでの失敗談をお話しします【うめの場合】

クンヨシBE CAMPの看板キャンパーこと、【うめ氏】に「なにかキャンプでの失敗話聞かせてや」といったところ、いくつも出てきた失敗エピソード。 中には思わず「そんなもの忘れるやつおらんやろ!」や「ほん ...

続きを見る

 

 

スポンサーリンク

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
うめ

うめ

キャンプ歴25年の奈良キャンパー。幼いころからのボーイスカウト活動で培われたノウハウを武器に、今はキャンプの布教活動に勤しんでいる。趣味はゲームと野球と大食い。

-キャンプ雑記
-

© 2020 BE CAMP Powered by AFFINGER5