初めてのキャンプを経て、次も是非行きたいと思ってもらえたなら、徐々に代用品からは卒業したくなると思います。
キャンプ道具を買い揃える上で難しいのが、「この道具がベスト」という答えがないということでしょう。なぜならば、キャンプの楽しみ方は人それぞれであり、「だれがどこでどう楽しみたいのか」によって、道具の選び方は変わってくるからです。
それに加え、メーカーも多種多様さまざまな魅力的な商品を販売しており、その選択肢も非常に豊富です。
そういった意味でも、キャンプ道具を選ぶ「奥深さ、楽しさ」があると言えますが、最初のうちは「結局何がいいのか分からない…」ともなりかねません。
決して安いとは言えないキャンプ道具を買ってから後悔はしたくないもの。できれば今後も長く使っていける道具を選びたいものです。
この記事では、私がこれまで使ってきた道具の中で、おそらくどんなキャンプスタイルであっても、今後どこかしらで活躍の場がある道具たちを中心にピックアップし、紹介したいと思います。
- これからキャンプ道具を揃えていきたいんだけど、どれを買っていいのかわからない
- まだキャンプ経験が浅く、これからどんなキャンプがしたいのか漠然としか分からない
- できるだけ色んなスタイルにでも汎用的に使える道具が欲しい
このような悩みをお持ちの方にとって、少しでも参考になることができれば幸いです。
テーブル
ソロキャンプだと余り必要性を感じないかも知れないテーブルですが、煮炊きするうえで地面の凸凹を気にしなくて良いのは大きなメリットです。
(CAPTAIN STAG)アルミローテーブル
CAPTAIN STAGのアルミロールテーブルはまさに王道。Amazonなどだと定価ってなんだろうという疑問に囚われること間違いない商品です。広げた状態での持ち運びに弱点がありますが、そこは自身のDIYや工夫で解決することができるでしょう。(⇒ながの加工記事※予定)
(ユニフレーム)焚き火テーブル
ユニフレームの焚き火テーブルも王道中の王道です。オシャレキャンパーやガッツリ調理好きのキャンパーなど幅広いスタイルに対応できます。欠点は値段。初テーブルには敷居が高いかもしれません。日本企業への還元というところを無視するならばAmazonなどを見て頂くとOEMかと思わんばかりの商品も売ってはいます。
(CAPTAIN STAG)ジュラルミンロールテーブル
一番のオススメとして、またCAPTAIN STAGからですがジュラルミンロールテーブルです。アルミロールテーブルより地面から高く、それなりの対荷重。なによりコンパクト。チェアを使用するならサイドテーブルにぴったりの高さでメインテーブルを他に譲ったあとも多種多様な使い方ができるユーティリティプレイヤーです。
チェア
スカウト活動をしていたとき1つ上の先輩がコーナンで500円のチェアをシルバーシートの芯に使ってパッキングしていたのを見て真似し始めた圧倒的にキャンプ生活が楽になるギアです。
(SOUTHERNPORT)コンパクトフィッシングチェア
まさに先に書いた初めて買ったチェアです。サイズは大人が座るには少し小さく感じますがアルミロールテーブルとの相性が抜群です。ロースタイルでなるべく軽くそして、安くを求めるならオススメのチェアになります。
https://www.kohnan-eshop.com/shop/g/g4522831880430/
(ヘリノックス)チェアワンシリーズ
オシャレキャンパーやフェス参加のキャンパーなどから一気に人気に火がついた軽量なチェア。包み込まれるような独特な座り心地なのですが、体格などによっては不安定と感じるかも知れません。私は車に積みっぱなしでフラッと公園にデイキャンプするときやお花見の時に使用しています。こちらも似たような形の商品が安価で多数展開されています。
(DOD)タキビチェア
一時期これで遂にチェア沼から卒業と思った時期があったぐらいに良いチェアです。販売開始少しして完売してからつい最近まで中々再販されなかったチェアです。焚き火メインのロースタイルには座面を帆布で作成していることもありその名の通り非常に相性が良いです。惜しむらくは場所を取ること、ひじ掛けが無いので立ち上がるとき少し不安定なところでしょうか。
(Naturehike)フォールディングチェア
一番のオススメなんですが日本では少し手に入りにくいNaturehikeという中国のメーカーのアルミ釣りチェアです。いやもう正式名称なのかも怪しいのですが高さが絶妙で私のキャンプスタイルに合致しているんです。ハイスタイルには少し厳しいかも知れませんが幅広い守備範囲なのは間違いないです。4つの中では一番保管場所に困るチェアではあります。
ストーブ
燃料に色々な種類があるのですが、私は主にCB缶とOD缶の2種類で完結させています。ホワイトガソリンも所持はしているのですがほぼ出番は無いです。
(イワタニ)ジュニアコンパクトバーナー
IwataniのイワタニジュニアコンパクトバーナーはCB缶(カセットガス)を使用する、王道中の王道です。カセットコンロで聞き覚えのある方も多いと思います。SOTOのCB缶使用商品と人気は二分されますが、中3で購入して点火装置がダメにはなりましたが今だ現役の頼れる相棒です。SOTOも新富士バーナーと言うと聞き覚えのある方はいらっしゃるかも知れませんが、私個人はジュニアバーナーをオススメしています。
(PRIMUS)2243バーナー
プリムスの2243バーナー。30年以上基本デザインが変わらない伝統の商品。OD缶を使用します。プリムスにも沢山の種類があるのですが初めての人にはこれをオススメしてます。収納は大きいですし、火力も最新に比べると劣りますが、変わらない見ればそれとわかるX字ゴトクは、多少の風ならば消えることなく燃焼し続けるため安心して使用することができるのが大きな理由です。
クッカー
(CAPTAIN STAG)キャンピング食器セット
調理器具ですね。そのまま食器として使用することができます。スカウト時代は三食器と呼びアルミ製のものを使用していましたが火にかけることなくあくまで食器扱いでした。火にかける上でのおススメを紹介していきます。 またまたCAPTAIN STAGからの紹介です。キャンピング食器セット5組です。煮てもよし焼いてもよし錆にも強いということなしです。購入したのは高1くらいでかれこれ15年は使っています。 私のスタイル的に調理は簡単にというのが根底にあるので長持ちしている感じでしょうか。
(PRIMUS)イージークック・ミニキット
プリムスからイージークックミニセットです。コッヘルというと、この深型をイメージされる方は多いかもしれません。スタッキングが容易で中にはOD缶を入れて持ち運ぶこともできます。この形は色々なメーカーから出ており素材もアルミやチタンがあります。 今回はオススメというところでこちらを紹介します。
ランタン
燃料や電池式含め、多岐に渡るギアになります。実際に使う上では双方にメリットデメリットがあるので一概にこれと決めつけは難しいので、タイトル通りに汎用性を重視してピックアップさせてもらいます。
(PRIMUS)541マイクロンランタン
プリムスのP-541。メッシュのホヤで割れることがなく、かつ小型軽量なOD缶使用のガスランタンになります。2243と合わせて購入することで、OD缶を揃えることができるのも大きなメリットになります。プリムスの商品はいまは少なくなりましたが多種多様な商品がかつては出ており別記事ではそのあたりも含めて紹介していきたいと思います。
(CARRY THE SUN) ソーラーランタン
ソーラー充電ができて防水防塵。さらにはコンパクトな商品になります。次のLEDでも少し触れますが技術の進歩は恐ろしくもあり有難いものでスカウト時代にあったらいいなと思っていたギアがどんどん形になっていくのでその度にギアが増えるという沼にもなっています(笑)
(ルーメナー)LUMENA7
発表後すぐ人気に火がついたすさまじい商品。この商品まさに欲しいと思っていた商品で昔から蛍光灯のランタンなどは実際に存在していたのですがどうしても明るさ確保のためには乾電池を大量に使用するというデメリットがありました。それを解決したこと、おしゃれな見た目とまさに時代の寵児といっても良い商品だと思います。
ライト
これもまさに技術進歩の恩恵を受けているギアですね。ヘッドライトで言えば単3を4本使って玉切れの際に予備を持ってとするのが当たり前の時代から軽くて良いものが増えました。
(PETZL)イーライト E02P2
現在はマイナーチェンジでE02P4が出ています。大分頭につけやすい形に変わりましたが、クンヨシ氏が購入しているのを見て技術ってすげーなと思ったギアでもあります。明るさはそれほどですが赤色にできたり点滅させれたりとメインで使うには少し心もとないですが一般的なキャンプ場であれば必要十分かもしれません。
(PETZL)E093GA ジプカ
クンヨシ氏のを見て古いヘッドライトからの卒業を決めた際に購入したギアです。特筆すべきは他のモデルにも対応していますがPetzl ペツル CORE コアという充電式のバッテリーが使用できること。軽量で取り回しも良く使いやすいギアです。
商品名不明
中3の時、親と一緒に梅田のロッジに買い物へ行った際に購入したギア。手持ちタイプなのですが、ライト部分を引っ張るとランタンのようなシェードが引き出せるというオモシロギア。自転車での移動キャンプ時にはお世話になっていました。いまもたまに引っ張り出して使う愛着のあるギアになります。
その他
(チャムス)ブービー シェラカップ
シェラカップ。簡単な調理、コップとしての使用など使い方はその人次第で多岐にわたるギアかと思います。私は通常の大きさに加え、深めのものを使用しています。 具体的にこの商品と指定は難しいのでデザインと値段で選んで構わないものだと思います。
まとめ
ここまで長々と見ていただいてありがとうございます。
ギアには見た目、実用性、そしてロマンと沢山の選択肢があります。特にランタンやバーナーは私自身がプリムス推しなだけで他にもメーカーはございます。ただ、OD缶だけは揃えるほうが安全面を考えると統一することをオススメしています。友人2名はオススメ通りにプリムス製品を購入してくれました(笑)。
次回は、今回紹介を省いた寝具を紹介していきたいと思います。